液体酸素とか液体窒素とかではなく、いわゆる固形燃料で飛ばせるロケットを開発しているのは日本だけなんですけれども、科学技術研究所に行くと、本当に倉庫の隅にポイと置いてあるんです。固形燃料を盗まれたらというと、「えっ、誰が盗むんです?」という、そんな感じで、完全に研究者なんですよ。それが軍事技術としてものすごい価値があるものだということを知っている人がいないようなので、あわてて「ばかたれ、冗談じゃないぞ」というわけです。ロケットの固形燃料ってそんなに価値があったのか。oazo にあった jaxa の何かで、適切に管理したとしても一ヶ月程度しか持たない、という風に聞いていたのだけれど。あと日本だけ固形燃料使ってるのは金の都合みたいな話も聞いた気がする。かなり記憶が怪しいけれど。
燃料としての価値ではなくて技術的なサンプルとしての価値なのかなあ。
どうしてもこの手の話は論文も公開されたりなかなかしないし、色々大変みたいなそれ完全に愚痴じゃん的な話もあった。この話では随分とのんびりしているように見えるけれど、そういうのがぽろっと出ちゃうっていうのは、研究者は研究者なりに、その辺の苦労をしているのだろうとおもった。